お願いした仕事を期待通りやってくれない担当に、「なんでこの人はうまくできないのか?」を考えた。
それはこの本のタイトルを見て、はっと感じた。
明確なルールが無いからだ!!
そんなことを考えているときに、書店にベストセラーが平積みされているコーナーをみて
タイトルが気に入ったこともありこの本を読みました!
”とにかく仕組み化ー人の上に立ち続けるための思考法”
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替えの利かない人 or 歯車として機能する人どっちがいい?
平社員で働いてきた私としては、素直な意見で言うと
自分は替えの利かない人だと考えていた。
・自分が抜けたら仕事は回らないだろう。
・自分がいるから仕事ができている
常日頃こんな風に思っていた。
替えの利かない人になれば活躍できると思っていたのは
勘違いやった。いまの気持ちが枯れたベテランたちをないがしろに
できあにのは替えが利かないからと思う。
なら、この人たちが抜けて歯車が回らなくなったら?
組織としてダメな状態と感じる。
〜今後の取り組み〜
歯車として機能する人になれるように行動して、後輩たちにも
伝えていきたい。
部下とは迷わず距離をとること
距離が近いと顔色伺ったり言いたいことが言えなくなる。
普段の業務で自分自身もこれに陥ることもあり、仲がそれなりにいいからこそ
気にしてしまう。
〜今後の取り組み〜
管理する立場に立ったら、馴れ合いをやめて距離を保って接するようにする。
古いルールを壊して、新しいルールを作る
昔、部長に機材の設置申請を許可取りにいったとき、
「この申請理由はなんだ!?理由になってないぞ。」
と指摘された。その際、2年目の恥ずかしい自分は
「先輩たちの過去の申請を流用したので、これまでは理由として認めてもらってました。」
と言い返す。すると部長が
「そういうのが不正の始まりになる。やり直し。」
と突っ返された。ここでふて腐れずに(そうかぁ、これが不正につながるのか。。。)
と考えてやり直した自分を褒めたい。
このとき、何がまずかったのか。
〇〇申請は機材の情報を理由に書いていれば部長の許可は下りる。
という過去10年間信じられていたルールがあったのがよくない。
ルールというか口伝なので、ルールですら無かったかもしれないが。
将来同じ申請をするときに自分ではない担当が部長に突っ返されないために
新しいルールを作成することが対策となる。
また、このルールを作成する際に書いておきたいことは下記。
- 作成者
- 作成年月日
- 参照した会社規定
- 実際に作成した申請書を記入例として掲載
- このルールに書いていることがいつまでも有効でない可能性があるため、
規定の改定や体制変更が発生している場合は本ルールも改定を検討すること。
特に5が重要。
いつまでも古いルールに囚われず、現在の職場環境に適しているルールに見直していくことで
業務を円滑に進められる。
〜今後の取り組み〜
過去のルールは疑って、今後のルールを自分の頭で考える。
間違っていたら修正する。
個人の能力を2倍に高めるより全員の能力を1.2倍とした方が組織力につながる
個人でできる仕事の量には限界がある。
始業〜定時まで8時間として、1人で2倍の力を発揮すると16時間分働くことになる。
これが5人となったら48時間となる。
このように数字で表すと、組織としてどちらがよいかは明らか。
〜今後の取り組み〜
ある作業が得意な人にいつまでも任すのではなく、
得意な人が何人かに伝授してできる人間を増やす。
”なるはや”は死語
この仕事、なるべく早くやってくれっとお願いした際の
なるべく早くとは?私の意見としては1週間以内と考える。
ただ受けて次第でどうとでも取れる言い方。
2日以内と考える人もいれば2週間以内の人もいるだろう。
こんなあいまいな言葉は使うとデメリットでしかない。
〜今後の取り組み〜
どんな仕事も期限を設定する。
特別扱いはゼッタイ許さない
後輩や言いたいことをはっきり伝えれる人には
同じように接して、扱いづらい先輩にだけ違う接し方をしていないだろうか。
私の会社の事例で説明すると、年度始まりに1年の目標を書く申告制度がある。
そこで、若手や頑張ってほしい人に対しては目標は数字や期限を明確にして
立ててほしいと伝える裏側で、枯れた社員にはあいまいでもいいから何か書いて出して
という言い方が聞こえてくる。
このような特別扱いをすると、チームの行動指針がずれたり他の担当がやる気を無くす
要因となってしまう。
〜今後の取り組み〜
どんな業務もルールに則った指示をする。
本当に怖い人
怖い人とは?質問したときにピリピリした言い方をする人、
些細なことでも失敗を攻めてくる人。このような人も確かに怖いが
本当に怖い人とは下記のような人とのこと。
- ・手を抜いたことがばれる
- ・言い訳が通じない
- ・ルールを守らないと指摘される
うん、たしかにこれが本当に怖い人や。